私が始めに勤めていた会社の社長は、「うちの会社は、職人はいらない!」と
言っていました。
当時、新米プログラマだった私は、その意味はわかりませんでした。
今でも、職人プログラマになることは、いけないことなのかと考えています。
確かに仕事を進める上で、ひとりで黙々と作業するようなスタイルは、
プログラマには、適していないような気は、今はしています。
仕事のできるプログラマほど、自分が知っていることと、知らないこと、
知らないことをどうやって知るのか、と言うことを良く知っていると
思います。
大学のとき、担当の教授が言っていたことは、「プログラミングは、知識だ」と
言うことでした。
プログラミングするときに直面する問題は、主に二つあるような気がします。
ひとに聞いて解決できることと人に聞いても解決できないこと。
人に聞いても解決できないことは、自分で勉強して解決しなければ、ならない
のですが、聞いて解決するようなことは、聞いたほうがいい。
仕事でプログラミングするときは、予測されるプログラミングの問題を
どう解決するかと言うことも考えた上で、プログラミングに入らなければいけない。
職人的な技を持ったプログラマは、ソフトウェアの世界では、必要だと
私は思います。
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