2011年5月27日金曜日

職人プログラマは、絶滅するべきなのか?

私が始めに勤めていた会社の社長は、「うちの会社は、職人はいらない!」と

言っていました。

当時、新米プログラマだった私は、その意味はわかりませんでした。

今でも、職人プログラマになることは、いけないことなのかと考えています。

確かに仕事を進める上で、ひとりで黙々と作業するようなスタイルは、

プログラマには、適していないような気は、今はしています。

仕事のできるプログラマほど、自分が知っていることと、知らないこと、

知らないことをどうやって知るのか、と言うことを良く知っていると

思います。

大学のとき、担当の教授が言っていたことは、「プログラミングは、知識だ」と

言うことでした。

プログラミングするときに直面する問題は、主に二つあるような気がします。

ひとに聞いて解決できることと人に聞いても解決できないこと。

人に聞いても解決できないことは、自分で勉強して解決しなければ、ならない

のですが、聞いて解決するようなことは、聞いたほうがいい。

仕事でプログラミングするときは、予測されるプログラミングの問題を

どう解決するかと言うことも考えた上で、プログラミングに入らなければいけない。

職人的な技を持ったプログラマは、ソフトウェアの世界では、必要だと

私は思います。

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